ピアノと脳③:ピアノを弾く人の脳はどう違うの?
2026年03月20日
ピアノを弾くと脳にはさまざまな変化があると言われていますが、
では、ピアノを弾く人の脳は、どのように違うのでしょうか。
ピアノを弾くとき、私たちは
- 楽譜を見る
- 指を動かす
- 音を聴く
- リズムを感じる
といった、いくつものことを同時に行っています。
こうしたことを同時に行う中で、
「いろいろなことを同時に進める力」も使われているのかもしれません。
しかも、右手と左手で違う動きをしながら、音楽の流れも感じています。
そのため、脳の中では、右と左をつなぐ働きがとてもよく使われます。
この左右をつなぐ部分は「脳梁」と呼ばれていて、ピアノを弾く人は、この部分が発達している傾向があるとも言われています。
また、考えたり判断したりする「前頭前野」という場所もよく使われます。
楽譜を読みながら、次の音を考えたり、どう弾こうか判断したりする。
そういったことを繰り返すことで、集中する力や考える力も使われているのかもしれません。
そしてもう一つ、ピアノには少し不思議なところがあります。
それは、目に見えないものを感じながら演奏しているということです。
例えば、
音の流れやフレーズの呼吸、
強さややわらかさ、
一緒に演奏する人とのタイミング。
こうしたものは、目には見えませんが、
私たちはそれを感じながら演奏しています。
ピアノは、考える力だけでなく、
こうした感覚も同時に使っている、とても奥の深い活動なのかもしれません。
もしかすると、こうした積み重ねが、
脳全体のバランスよい働きにもつながっているのかもしれませんね。
次回は、右脳と左脳についても書いてみたいと思います。🎹🧠