「もう一回やる!」が聞けた嬉しいレッスン
昨日は、小学2年生のKちゃんのレッスンでした。
今取り組んでいるのは、ピアノランド4の
「ぶどぅるふぁー」。
「ぶどぅるふぁー」は沖縄の言葉で「踊る子ども」という意味です。
その名の通り、沖縄の民謡を感じさせるようなリズミカルな曲ですが、
これまでにはあまり出てこなかったリズムやシンコペーションがあり、初めて弾く子にとっては少し難しい曲です。
特に両手になると、「右手と左手がどこで合うのか」が分からなくなりやすく、昨日はその部分を何度も繰り返し練習しました。
最初は少し戸惑った様子で、「難しいな…」という表情。
それでも、
「大丈夫、少しずつできてきたよ。」
「今のすごく良かった!」
と声をかけながら、一緒に何度も何度も挑戦しました。
すると少しずつ感覚がつかめてきたようで、リズムが自然と流れ始めました。
その瞬間、Kちゃんが笑顔で
「もう一回やる!」
と、自分から弾き始めたのです!
その姿を見て、とても嬉しくなりました。
実は、何度も同じところを練習すると、
「疲れちゃったかな」「嫌になっていないかな」と心配になることがあります。
でも昨日は、繰り返すことで「できる感覚」を自分でつかみ、
その嬉しさが「もう一回やりたい」という気持ちにつながった瞬間を見ることができました。
もちろん、その一瞬でできるようになったわけではありません。
Kちゃんは普段からよく練習を頑張っています。その積み重ねがあったからこそ、昨日の「できた!」につながったのだと思います。
ピアノは、すぐにできることばかりではありません。
でも、少しずつ積み重ねた先に、
「あっ、分かった!」「弾けた!」という瞬間があります。
私は、その瞬間に立ち会えることが、この仕事の一番の喜びだなあと改めて感じたレッスンでした。